お茶の　はまきた園　社長日記

昨日は、強烈な雨でしたが、今日は快晴。

工場裏の「さえみどり」（品種名です）の生育状況です。

去年に比べるとずいぶんと遅い。

今月末頃の摘み採り時期が予想されます。



お茶農家や、茶工場の人たちは、お茶の生育が早いとか、遅いとか

話題にしますが、一般の人にとってはお茶の芽の生育が、早かろうが遅かろうが

「何の意味があるの？」って思われるでしょうが、

お茶の市場価格（相場）は、日によってものすごい「差」があるのです。


場合によっては、ほぼ同じ製品でも出荷が一日遅いために20％も安くなる事があります。

特に、５月の連休前に出荷できるか、それとも連休明けにならないと出荷できないのかでは

天と地の差があります。


その年の新芽の生育は茶農家の収入に決定的な影響を与えるのです。

だから、茶農家は、一日でも早く摘み採りしたいと考えます。