2011年03月26日

先代がやってくれたことを

先代がやってくれたことを


お茶の苗木を植えているところ。




写真は、愚息(長谷川健太)です。


こんな道具で、畑に穴をあけて、紙のポット苗を穴に入れて


水をかけて、土をかぶせるだけです。


先代がやってくれたことを


・・・・・が、この作業が、延々と続く。


一日中続く・・・・来る日も来る日も、続くそして20日間かけて


やっと昨日、作業はほぼ終わりました。


先代がやってくれたことを

約3週間かけて、60アール(およそ6000平米)の畑に、

「おくみどり」50アールと「さえみどり」10アールを植えました。


この畑が、成園となって、お茶っぱが採れるようになるまで、

4年から5年、草を取ったり、肥料をやったり、防除ししたりと、

ひたすらお世話に明け暮れる。


先代がやってくれたことを


その間、1円も生み出してくれないのです。

4年後、5年後のために、・・・・・・・・

気が遠くなるなぁ・・・・・・


先代のころは、こんな道具も、ポット苗もなかったから、

この何倍もの手間暇かけて、茶園を増やしてきました。



来年も、30アールの改植を予定している。



先代がやってきてくれたことを

私も、今やらないと、次の世代は無い。



同じカテゴリー(今日の茶畑)の記事
茶畑には敷き草
茶畑には敷き草(2016-11-29 18:00)

ケムシ
ケムシ(2014-08-31 08:24)

ケムシ
ケムシ(2014-08-03 08:22)

クモの巣
クモの巣(2013-11-25 18:51)

茶の実
茶の実(2013-11-16 12:24)


この記事へのコメント
 一気に60アールですか?

凄いですね。 

私は、明日、66本の苗を植えるだけです。
Posted by まるひまるひ at 2011年03月28日 20:08
60アール・・・・本当は、もっと早くから計画的に
毎年10アールづつとかやっておけばよかったのに、
せっぱつまって、やらざるを得なくなりました。
「おくみどり」も「さえみどり」も、10年後のこと、
販路を考えての選択です。
しばらくは、子育て(育成)が続きそうです。
Posted by キチローキチロー at 2011年03月29日 09:35
キチロー様
(こんにちは、色々調べていて此方にたどり着きました。)

当方、いろいろと訳があり
「農地 貸し借り」の申し出があったのですが
その際、此方の記事の様に「茶畑 改植(植え替え)」をするとの事。
ただ「成長する間(5年)の農地の借地代は支払わない」と言われました。
そういう事は普通にありえるのでしょうか ?
(また茶畑なので15年の借地契約になります。)

当方、素人なのでまったく判らず困っております・・・
不躾な質問ですが、お考えを書いて頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
Posted by 質問があるのですが・・・ at 2018年02月16日 11:59
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
先代がやってくれたことを
    コメント(3)