2011年01月13日
改植その2
3月に改植する予定の畑に、苗を植えるための準備をしています。
昨年まで「やぶきた種」だった畑ですが、
「おくみどり種」に植え替えます。
なぜ、優等生の「やぶきた種」じゃないのかというと、
被覆栽培することで「色の良いお茶」として、
他店舗との差別化ができるからです。
(市場出荷は考えていません)
およそ50アールの、かなり広い畑。
乗用型の機械がスムースに作業できるように、
植溝の間隔をしっかりと測ります。
同時に枕地(機械が旋回するための何も植えてない場所)を確保。
お茶は、永年作物なので、一度植えたら簡単には変更ができないからです。
今年は、「さえみどり種」も10アール。
別の畑に植える準備をしています。
茶の木は植えてから、摘採できるようになるまで、
4年から5年ほどの時間がかかるので、
それまでの間、この畑は、無収入で、お金がかかるばかりとなります。
(子どもと一緒ですね)
これまで何年も改植をしないでいたので、
はまきた園の茶畑も、新陳代謝が必要です。
Posted by キチロー at 17:14│Comments(4)
│今日の茶畑
この記事へのコメント
おくみどりとさえみどり、何年か後が楽しみですね!
素人なのでよくわかりませんがブレンドに使われるんですか?
おくみどりとかおくひかりとかの
『おく』って晩生の品種だからか〜!と最近気づいて
一人で『オ〜!』って喜んでました
素人なのでよくわかりませんがブレンドに使われるんですか?
おくみどりとかおくひかりとかの
『おく』って晩生の品種だからか〜!と最近気づいて
一人で『オ〜!』って喜んでました
Posted by みちくま at 2011年01月14日 02:07
みちくまさま、コメントありがとうございます。
おくみどり、とか、おくむさし、するがわせ、とか、おおいわせ
「おく」とか、「わせ」が名前につくのは、その名のとおり
摘採時期が由来しています。
また、「みどり」が名前につく品種はお湯の色が濃い緑色になるものが多いです。わかりやすいですね。
特に、「おくみどり」や、「さえみどり」は被覆栽培することで、
水色が極端によくなります。
おくみどり、とか、おくむさし、するがわせ、とか、おおいわせ
「おく」とか、「わせ」が名前につくのは、その名のとおり
摘採時期が由来しています。
また、「みどり」が名前につく品種はお湯の色が濃い緑色になるものが多いです。わかりやすいですね。
特に、「おくみどり」や、「さえみどり」は被覆栽培することで、
水色が極端によくなります。
Posted by キチロー at 2011年01月14日 09:38
「おくみどり」って今 人気なのでしょうか?
私も、この品種のお茶植えを手伝ったことがあります。
足腰が辛かったですが、結構 夢中になってしまいました。
数年後、初めて摘採したお茶を ぜひ 特別にネーミングして販売してくださいね!!他のお茶では味わえない、若々しい味がなんとも言えないと思います。子供の成長と一緒で、その日が待ち遠しいですネ。
私も、この品種のお茶植えを手伝ったことがあります。
足腰が辛かったですが、結構 夢中になってしまいました。
数年後、初めて摘採したお茶を ぜひ 特別にネーミングして販売してくださいね!!他のお茶では味わえない、若々しい味がなんとも言えないと思います。子供の成長と一緒で、その日が待ち遠しいですネ。
Posted by 茶の国 at 2011年01月15日 16:32
茶の国さま、「おくみどり」は、被覆栽培することで、水色がよく、旨みの強い製品ができます。・・・しかし晩成品種なので、
市場出荷しても、生産農家にとっては利益が出にくい品種です。
遅くなればなるほど、市場価格は極端に下がります。
ちょっと、かわいそうな品種ですね。
自分で、苗から育てた茶畑はかわいいもんですよ。
市場出荷しても、生産農家にとっては利益が出にくい品種です。
遅くなればなるほど、市場価格は極端に下がります。
ちょっと、かわいそうな品種ですね。
自分で、苗から育てた茶畑はかわいいもんですよ。
Posted by キチロー at 2011年01月16日 16:28