2010年06月19日

在来の2茶芽

在来の2茶芽


在来(ざいらいと読みます)の2番茶の芽です。

親の葉っぱに比べて、赤いですね。


在来というのは、要するに「雑種」。

一本一本の樹が、それぞれさまざまな個性を持っている。

樹高が高いのも、低いのも、

成育が早いのも、遅いのも、

製品の味が甘いのも、渋いのも、

新芽の色が、緑のも、赤いのも、

いろいろあります。


効率的に栽培するのには、均一な性質をもってくれていたほうが

人間にとって、都合がいい。

だから、在来は “やぶきた” などの品種茶に駆逐されてしまった。

今は、農家の庭先などに少し残っているだけです。


味がどんなだったかは・・・・?

私も忘れてしまった。


こんなのが残っていたら、ときどき飲んでみたいなぁ・・・と思う。





タグ :在来

同じカテゴリー(今日の茶畑)の記事
茶畑には敷き草
茶畑には敷き草(2016-11-29 18:00)

ケムシ
ケムシ(2014-08-31 08:24)

ケムシ
ケムシ(2014-08-03 08:22)

クモの巣
クモの巣(2013-11-25 18:51)

茶の実
茶の実(2013-11-16 12:24)


この記事へのコメント
在来わたしも飲んでみたいです!

今となっては秘密の宝箱みたいです。
Posted by よこ at 2010年06月27日 11:23
敢えて「在来です」と言って販売してはいませんが、山間地のお茶って生産者の方と話をしていると、「じつは在来なんですよ」ってことがたまにあります。
「在来ゆえに」 渋みや、甘味、苦味が「天然のブレンド」ですね。
めったに出会えないのが残念。
Posted by キチロー at 2010年06月27日 11:54
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
在来の2茶芽
    コメント(2)