2010年04月08日
品種の2 晩生種
茶生産者が、「やぶきた」以外の品種を栽培する目的は
①早・中・晩生種の組み合わせで、生産時期を分散して、摘み取りや製造の労力を軽減
②早生系を栽培して、できるだけ有利に販売する為(出荷が早いと荒茶価格が高い)
③耐寒性に優れた品種で寒冷地での霜害を防ぐ
④多収性の品種で生産量を増やす
などがあります。
おもに、生産の都合で栽培する品種は選ばれます。
残念ながら、消費者の立場から、「味・香りの違いを楽しむために」
品種茶が栽培されるということは少ないですね。
「おくひかり」、「おくゆたか」、「ふうしゅん」、「おくみどり」など晩生種の多くは
耐寒性と多収性が特徴で、一般に消費者に風味の特徴はわかりづらいです。
また、品種茶がブレンドされずにストレートで商品化されることは
めったにありません。
流通の問題もありますが、単一の品種の特徴は、一般の消費者にとって
「おいしい」と感じられることが少ないからだと、私はおもっています。
品種茶については、また、機会を見つけて書き込みしていきます。
Posted by キチロー at 12:50│Comments(4)
│今日の茶畑
この記事へのコメント
品種茶の役割の説明とても分かりやすかったです。やっぱりそうだったか!と頭がスッキリしました。
おくひかりは秋山園さんのを飲んだことがありますがやぶきたの深蒸しのあっさりした感じで違いが分からなかったです
ありがとうございます。
おくひかりは秋山園さんのを飲んだことがありますがやぶきたの深蒸しのあっさりした感じで違いが分からなかったです
ありがとうございます。
Posted by 熊谷路よ at 2010年04月08日 15:01
先日はご来店ありがとうございます。
お茶についての説明が、とても分かりやすくて勉強になります。
またお店に寄らせて頂きます。
お茶についての説明が、とても分かりやすくて勉強になります。
またお店に寄らせて頂きます。
Posted by isao at 2010年04月10日 12:19
おいしい、お料理とお酒で大変楽しい次官を過ごすことができました。
いっしょに行った友人も、褒めていましたよ。
ごちそうさま、
ありがとうございました。
いっしょに行った友人も、褒めていましたよ。
ごちそうさま、
ありがとうございました。
Posted by キチロー at 2010年04月10日 13:44
次官・・・もとい・・・
時間の間違いです。
すみません。
時間の間違いです。
すみません。
Posted by キチロー at 2010年04月11日 23:09