巡回視察研修

キチロー

2010年09月15日 18:28




私たちが所属する、 「農業経営士 茶部会」 の

県西部地区の巡回視察研修が、昨日行われました。

当、はまきた園とご近所の先輩茶農家、Tさんの2件を

浜松、天竜、春野の農業経営士と指導機関の方々 11名が

巡回指導してくれるというものです。


地域で、立派な農業経営をしている諸先輩方に見て頂くので、

多少緊張しましたが、楽しませていただきました。

皆さんと、夜までお酒を囲みながらの意見交換も

とても有意義なものでした。




茶農家の皆さんの多くは、「生産者」の立場でモノを考えています。

それは、「農業経営士」の皆さんも多かれ少なかれ同じです。


私は、「お茶生産者」ではなく、

「販売者」または、「エンターテイナー」になりたいと思います。


生産者の多くが、「売れない」、「市場から買い叩かれる」、

「生産者の苦労を分かってもらえない」・・・などなど、≪被害者目線≫で、

ものを考えているように感じます。


もちろん、生産者の努力や、苦労は私も分かっているつもりではありますが、

≪被害者意識≫からは、いつまでたっても建設的な発想は生まれないと思います。


お客さまに、楽しくお買い物をしてほしい。

もっと賢くお茶を利用してほしい。

もっと、お茶の美味しさ、楽しさを知ってほしい。

もっと、お茶を身近なものとしてとらえてほしい。


そのためには、情報発信をもっともっとしなければ・・・・

と、意を強くしました。


お茶の売れ行きが芳しくありませんが、

われわれには、まだまだ販売努力が足らないからだと思います。




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