巡回視察研修
私たちが所属する、 「農業経営士 茶部会」 の
県西部地区の巡回視察研修が、昨日行われました。
当、はまきた園とご近所の先輩茶農家、Tさんの2件を
浜松、天竜、春野の農業経営士と指導機関の方々 11名が
巡回指導してくれるというものです。
地域で、立派な農業経営をしている諸先輩方に見て頂くので、
多少緊張しましたが、楽しませていただきました。
皆さんと、夜までお酒を囲みながらの意見交換も
とても有意義なものでした。
茶農家の皆さんの多くは、「生産者」の立場でモノを考えています。
それは、「農業経営士」の皆さんも多かれ少なかれ同じです。
私は、「お茶生産者」ではなく、
「販売者」または、「エンターテイナー」になりたいと思います。
生産者の多くが、「売れない」、「市場から買い叩かれる」、
「生産者の苦労を分かってもらえない」・・・などなど、≪被害者目線≫で、
ものを考えているように感じます。
もちろん、生産者の努力や、苦労は私も分かっているつもりではありますが、
≪被害者意識≫からは、いつまでたっても建設的な発想は生まれないと思います。
お客さまに、楽しくお買い物をしてほしい。
もっと賢くお茶を利用してほしい。
もっと、お茶の美味しさ、楽しさを知ってほしい。
もっと、お茶を身近なものとしてとらえてほしい。
そのためには、情報発信をもっともっとしなければ・・・・
と、意を強くしました。
お茶の売れ行きが芳しくありませんが、
われわれには、まだまだ販売努力が足らないからだと思います。
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